メガネ

メガネ君と学食の席で居合わせた。
彼のトレイの上には、ご飯と眼鏡だけだったので、なるほど彼はきっと眼鏡をおかずにして(眼鏡を眺めながら)ご飯を食べるに違いない、何しろ彼は眼鏡好きだからな、と思っていたら、彼はキチンとしたサラダにドレッシングをかけて笑顔で席に戻ってきたので、失望した。